海の恵みを味わう！千葉県の塩の歴史と素材を引き立てるこだわり塩をご紹介！

2025.08.20 12:00

塩は料理の味を引き立てる重要な調味料ですが、その製造には地域ごとに独自の歴史や自然環境が関わっています。千葉県も、広大な海岸線を活かした塩づくりの文化が根付いている地域のひとつです。古代から続く塩づくりの歴史や、職人たちが手間暇かけて生み出すこだわりの製法には、地域の魅力が詰まっています。

この記事では、千葉県の塩づくりの背景と歴史を紐解きながら、「C-VALUEショッピング」で購入できる特別な塩をご紹介します。千葉県の海から生まれた塩、その魅力をぜひ最後までお楽しみください！

｜千葉県の海と塩の関係

千葉県は、美しい海岸線が広がる自然豊かな地域。その豊かな海から生まれる塩は、まさに「海の恵みそのもの」です。

九十九里浜や勝浦の海は、昔から塩づくりを支える重要な存在であり、海水の塩分濃度や潮汐のリズムを見極めながら作られる塩には、千葉県ならではの自然環境が反映されています。

千葉県の塩は、ただ料理に使うだけでなく、その背景にある自然や職人たちの想いを感じることができる特別なもの。地域の食文化や生活に寄り添いながら生み出されてきた塩は、千葉県の海と深い結びつきを持つ存在です。

｜千葉県の塩の歴史

千葉県では、古代から塩づくりが行われてきました。市川市や船橋市を中心に広がった「行徳塩田」は、江戸時代以前から塩づくりが盛んに行われ、徳川家康によって保護・育成されました。行徳の塩は、小名木川を通じて江戸に輸送され、都市の生活を支える重要な役割を果たしました。

また、明治の末までは、九十九里浜の各地で揚浜式による塩づくりが行われ、東京湾岸の五井（現市原市）では入浜式塩田による塩づくりが行われていました。揚浜式では海岸に海水を撒き、天日で乾かす製法が採用され、入浜式では海水を塩田に引き込み蒸発させる製法が使われました。どちらも地域の自然を活かした製法で、千葉県の生活に欠かせないものとして親しまれていました。

千葉県の塩づくりは、地域ごとに異なる製法や工夫が織り込まれています。行徳塩田や九十九里浜、五井塩田など、地元の自然や文化と深く結びついた塩づくりの歴史は、千葉県の魅力を語るうえで欠かせないポイントです。

参照

千葉県 | 塩と暮らしを結ぶ運動公式サイト

｜C-VALUEショッピングで購入できるこだわりの塩

千葉県の自然と職人の技を活かして作られた塩は、現在でも多くの人々に愛されています。

「C-VALUEショッピング」では、千葉県ならではの特別な塩を購入できます！

【九十九里海の塩プロジェクト】山武の海の塩 salt3袋セット

塩釜を薪で焚き、海の恵みを最大限に引き出した塩。
九十九里海岸の美しい海から、潮汐を見極めて汲み上げた海水から作られる山武の海の塩。
数々の賞を受賞した「山武の海の塩」を3袋セットでお届けいたします。

九十九里の海水100％使用した手づくり塩

塩に使用している【山武の海の塩】は九十九里の海水100％の手づくり塩です。昔ながらの製法＝平釜に薪で炊いています。じっくりと炊くことで粒（結晶）や味わいに特徴がある塩です。薪は里山の倒れた端材などを使用しています。薪の炎は遠赤外線効果があると言われています。これも美味しさにつながります。

三方海に囲まれた千葉県。塩の原料である海水の取水は九十九里の本須賀海岸（山武市）で、本須賀海岸は美しい海水浴場としてブルーフラッグの認証を受けています。（日本で10か所）その美しい海九十九里を後世に継いでいくために、【昔ながらの塩】を通じて伝えていけたらと活動しています。自然環境の保全、地域文化の伝承、地域活性化を目指しています。

食のちばの逸品を発掘2016コンテストにおいて【審査員特別賞】受賞、
ちばガストロノミーAWARD2023生産者部門TOP30として表彰と、高く評価されている塩です！

【勝浦塩製作研究所】<希少・勝浦塩>新月の煌（100g）・満月の刻（100g）２種セット

月の満ち欠けが成分・味に変化を与えます

海水を汲む時間と天気にもこだわりがあります。「新月」と「満月」の満潮の時にだけ海水を汲み、その海水からじっくり手間と時間をかけて丁寧に造っています。

新月の煌

「新月」の満潮時は、海底側から引っ張られる重力が強くなり、中層から表層の海水は非常におだやかで静かに流れています。鵜原理想郷の断層からカルシウムやミネラルが流れ込み、まろやかな塩になります。新月のお塩は、「カルシウム」が豊富で、塩味も弱く、素材の味を楽しむのに最適なお塩です。

満月の刻

「満月」の満潮時は、上から引っ張る力が強くなるため、中層から表層の海水が大きく混ざり合います。海中のマグネシウムやミネラルが多く含まれた塩味の強い塩になります。満月のお塩は、「マグネシウム」が豊富で、コクと塩味があります。天ぷらやお肉料理に適しています。

千葉の景勝地「鵜原理想郷」の麓で造る神秘の塩勝浦塩（かつうらえん）

日本の渚百選にも選定されている鵜原海岸の国定公園「鵜原理想郷」の麓の貴重な環境の海水を使って塩を造っています。
鵜原理想郷は、太平洋の荒波の浸食により形成されたリアス式海岸の美しい景勝地です。大正時代末期に、別荘地として開発計画がありましたが、関東大震災と世界恐慌の影響により頓挫したことで、美しく壮大な自然が手つかずのまま残されています。関東の沖縄とも呼ばれており、山の断層からのミネラルが豊富に流れる海水を使い塩を造ることができます。

｜千葉県の塩の魅力を味わおう

千葉県の海と塩づくりの歴史には、地域の自然や文化が深く関わっています。昔ながらの製法を受け継ぎながら作られる塩は、まさに海の恵みそのもの。
千葉県の塩を使った料理を楽しむことで、豊かな海の味わいを感じてみませんか？